About us
Policy of JUNPA
The "AMA-HASHI," which appears in Manyoshu, the oldest existing collection of Japanese poetry, is a bridge that reaches heaven. In Greek mythology, Uranus, god of the sky was an ancestor of the Greek gods. Yes, it seems one can trace an aspiration of mind towards heaven both at the root of the Occidental and the Oriental culture. In our AMA-HASHI we would like to publish international poetry which possesses the noble and thoughtful quality needed for rising step by step from the earthly web of joys and sorrows to heaven.
Here "universal poets" mentioned in the name JUNPA are those poets who seek to overcome their different linguistic, racial and historical backgrounds, who believe in the immortality of languages, and who wish to restore the humanity. To present poems aspiring the universal, written for people all over the world-this is the editorial philosophy we have in mind.
May many sensitive poets cross the bridge here.
Germain Droogenbroodt
Arima Takashi
発刊のことば
2011年4月1日天橋(あまはし)は万葉集に出てくる天にのぼるはしごである。ギリシャ神話でウラノスは天の神。ガイアの夫でギリシャの神々の始祖である。奇しくも東西文化の根を辿れば、魂の上昇志向をこのように表現しているのだ。悲喜こもごもの地上からまさに天へのぼるはしごを上るべく慎重かつ高邁な精神を持って、信望を受けるに足る国際詩誌をここに発刊するものである。
ここに示す詩人とは、言語・民族・時代を超えて響き合う詩人たち言葉の不死性を信じる詩人たち、人間性の復活を願う詩人たちである。ユニバーサル詩人が発する魂の籠った詩を全世界に提供したい。これがわれわれの編集理念である。
こころある詩人が多く集い、魂を響き合わされんことを祈りたい。
有馬 敲
ジャーメイン・ドルーゲンブロート
新しい試み、ネオ・エポック俳句の普及・奨励を始めています。コンテスト表彰式のひとこま
響き合う東西詩人:ポエトリーリーディングのひとこま
きしもとタロー(笛・ギター)・熊澤洋子(バイオリン)
日本の伝統文化、古典の新訳にも取り組みます。十二単(モデルは浜田千秋)
日本国際詩人協会(JUNPA)設立10周年について
日本国際詩人協会は、2021年度設立10周年を迎えることとなりました。2011年4月に、現代詩を中心とした芸術の国際交流活動としては日本で最初の団体として、産声をあげたのでした。私達は、国、言語、民族等さまざまなボーダーを超え東西文化の架け橋となって「天橋」という名を付けお互いに詩人が響き合い、言葉を紡ぎ出すなかで理解し交流することを目的として活動を続けてまいりました。 この十年間、日本もそして世界もさまざまに揺れ続けてきました。日本では東日本大震災、政権交代、相次ぐ自然災害・・・、世界では国際紛争、相次ぐテロ事件、難民問題、ブレグジット、米大統領選、コロナ新型肺炎等々。
統合から拡散へと軸を失う国際社会にあり、詩人は言葉で対峙できるのか。言葉の力で、立ち向かえるのか。どのような言葉を未来に残し、光を見出してゆくのか。今、問われていると思います。SNSに代表される情報の大洪水の中で、また人工知能等が人間を凌駕していこうとする時代に、それでも詩人は言葉の不死性と可能性を信じて世界の詩人と一緒に、人間性の復活を願って行きたいと考えます。 日本では、「天橋」は万葉集に出てくる天に昇る「はしご」であり、又西洋では天を司るギリシャ神話のウラノス(ガイヤの夫)にあたります。彼はギリシャの神々のルーツです。
私達JUNPAのメンバーは、世界中の読者と関係者の皆様と共に設立十周年をここに祝いそして、特に黎明期を支えて下さった多くの皆様に大いなる感謝を申し上げたいと思います。 私達はこの十周年を、静かなしかし強い決意と高邁な精神を持ってあたり、次なる来すべき未来へと進み、詩の魂である言葉の「はしご」を天に架けていくことをお誓いいたします。 十周年を期に、詩人の魂を持って世界と切り結び響き合う活動に、皆様のさらなる熱きご支援をお願いいたします。
1 設立の経緯
2010年12月9日に京都市国際交流会館にて「響き合う東西詩人―ポエトリーリーディング in Kyoto」を開催したところ、ゲスト詩人2名(1名はビザの取得不能で来日できず)、日本詩人22名の参加を得、成功裡に実施することができました。また来日はできないものの誌上参加(代読で朗読)の海外詩人も3名ありました。 たった一日の開催ではありましたが、海外詩人の朗読を聴き、説明を受け、英文および和文テキストを読み、十二分に詩を堪能することができました。日本詩人も日本語と英語で朗読しました。国際詩祭ではあたりまえの光景ですが、日本国内でこのような朗読会は珍しく参加者の多くは印象深いと同時に刺激を受けたという感想を寄せられました。これを一回きりにせず、また機会があれば継続してほしいという国内の声、また海外詩人からは是非とも続けて欲しいという声があり、何とか次のステップをと模索した結果、このような詩人の国際交流活動を支援する会を設立し、組織的に行うことが肝要であるという結論に達しました。朗読会の際に印刷発行した「朗読詩集」(別冊付)、制作発行したDVDもたいへん好評でした。 これもひとえに世界詩人会議副議長ミラン・リヒター氏、同事務局長ジャーメイン・ドルーゲンブロート氏の強いバックアップと、京都詩人の会代表の有馬 敲氏のリーダーシップによるものであります。そして水崎野里子氏のご実績が語られますように幅広い世界詩人との人脈が土台にございます。 そのような経緯により、海外における日本詩人の活動、海外詩人の日本での活動を支援し、また育成することを目的に有志相集まり、本会を結成するものであります。少しでもご関心を持たれましたら、本会を支えていただきますようお願いいたします。 また、本会が設立すれば、財団等にも開催・翻訳の資金援助が申請でき、採択されましたら著名な詩人を招へいすることも可能です。滞在費、開催費、事務費もそこから支出できますので、特定の人々の負担になることもございません。また、これらは経済活性化にもつながることでありますので、イベントが決まれば、スポンサーも団体名で依頼できますし、メディアの対応も可能となってまいります。 以上のことが経緯となっております。
2 設立趣旨
まず国際詩誌「詩の架橋:天橋」の発行がメインでございます。あとは、海外詩人が来日されましたら、日本詩人と膝を交えて朗読会やワークショップを行い、交流を深める。国際詩祭にたいする貢献も視野に入れております。何よりも若手人材を育成したい、学生や若者の関心を喚起したいと思っております。また住民に詩朗読鑑賞の機会を提供すること、また音楽・絵・書とのコラボレーションも考えております。
また、創立の理念はたいへん高邁ですが、行う仕事は地味であります。無給ボランティアでありましても相当に過重な仕事です。会議の設営、詩誌の発行にも経費がかかります。いろいろな困難があることは予想に難くありませんが、何もしないと機運を逸してしまうこととなりますので、まずはささやかな組織体制によりスタートいたします。順調に稼働し、関心が高まり、会の活動が社会に認められ評価されてきましたら、拡大をしていきたいと思っております。
どうか各位のご理解とご協力を賜りたいと切に願う次第です。
3 組織・規約
理事会
守田 優(有馬元理事の後任)
上村多恵子
(代表)すみくらまりこ
監査役
下田喜久美
4.ロゴ
本会の印刷物、電子出版等に使用する。ロゴ使用はいかなる場合も許諾を条件とし、無断使用を禁ずる。(ロゴ著作権は浜田千秋氏に属し、当会は制作者より公式利用にかんして使用許可を得ています。)