JUNPA AWARD

日本国際詩人協会の顕彰について

日本国際詩人協会では、規定により「日本国際詩人協会の趣旨に鑑み、国際詩人として相応しい人材と国際交流に対する貢献を表彰し日本における国際詩人の垂範となることを期待する。」こととしている。毎年、選考委員会の議を経て、以下の三賞を授与している。

有馬敲賞  Arima Takashi Award

詩業績に対して国際的に高い評価を得たもの、海外交流事業に多大な貢献をしたもの、国際詩人として先達の役目を果たしたもの、以上の条件を総合して勘案し適当と認めた詩人に授与することができる。

2020年(第一回)吉増剛造氏

吉増剛造氏は現代日本を代表する先鋭的な詩人のひとりとして高く評価されているが、国際的に高い評価を得ており、海外でも積極的に朗読ライブを開催し、国際交流事業に多大な貢献を行い、国際詩人として先達の役目を果たしている。よって有馬敲賞を授与し、顕彰するところである。

ダンテ・マッフィア賞

『万句集』以後も六冊を上梓、現在では16000句の俳句すべてが日本語に訳されている。この俳句理論をまとめた『新俳句』出版を記念してダンテ・マッフィア賞が設けられた。

2023.1.21 受賞者 特別賞 上村多恵子氏(京都府京都市)

(ネオ・エポック俳句の創始にたいして)

公募作品より 第一席 吉村侑久代氏(岐阜県岐阜市)

       第二席 中澤京華氏(千葉県柏市)

優秀賞   Excellent Poet Award

JUNPA BOOKS において発表した作品が国際的に高い評価を受けると期待される、海外交流事業に貢献できる、中堅国際詩人として活躍できる、以上の条件を総合して勘案し適当と認めた詩人に授与することができる。

2020年 守田 優氏

芝浦工大副学長という要職にありながら、詩人として存在を時間の概念から、またトポロジーの概念から、あるいは日常のなにげない風景から追求する真摯な詩業は、国際的に高く評価され2019年度ナジ・ナーマン文学賞(名誉賞)を授与された。日英バイリンガル詩集「森の雫」の出版を機に、今後の国際詩人としての活躍が大いに期待される。


新人賞  New face poet Award

JUNPA BOOKS において発表した作品が国際的に評価を受けると期待される、海外交流事業において貢献が期待される、新進国際詩人として今後の活躍が期待される、以上の条件を総合して勘案し適当と認めた詩人に授与することができる。

マキ・スターフィールド氏

この数年間でこれほど成長する国際詩人は稀である。ただ多作ということでなく、自ら翻訳も行い、人脈も広げる努力も行っている。なかでもアフリカ・アジア詩人との交流も積極的に広げたことを高く評価するものである。今後も大いに活躍が期待できる。


レジェンド賞   Legend Award

JUNPAの使命を深く理解し、多大な貢献をされたことに対し、協会の歴史と会員の心に言い伝えとして残すため顕彰をし、後輩の模範とする。

特別賞 Special Award

JUNPAの使命に鑑み、言語芸術の技術が高度化する昨今、原初の言葉がいかなるものかという意味深い疑問へ立ち返らせてくれる作品や業績に対し顕彰する。2022年は奈良県橿原市の元林千典氏に授与された。

第一回(2011年)には、大賞に有馬 敲、優秀賞に南 邦和、新人賞にタニウチヒロシが受賞した。

第二回(2012年)には、大賞に辻井 喬、優秀賞に上村多恵子、新人賞に加納由将が受賞した。 

第三回(2013年)には大賞は該当なく、優秀賞に下田喜久美、新人賞に浜田千秋が受賞した。

第四回(2014年)には、大賞にアーサー・ビナード、優秀賞に会津太郎、新人賞はなく、奨励賞に秋月夕香が受賞した。

第五回(2016年)レジェンド賞を設け、JUNPA草創期に貢献した詩人を顕彰した。有馬 敲、ジャーメイン・ドルーゲンブロート(創設者)、村田辰夫(名誉顧問)、イグ・ラブリュス、ダンテ・マッフィア、ラウラ・ガラヴァリアが受賞した。

第六回(2018・2019)には大賞は該当なし、優秀賞に武西良和、新人賞に波野仁が受賞した。

第七回(2020)には有馬敲賞に吉増剛造氏、優秀賞に守田 優氏、新人賞にマキ・スターフィールド氏が受賞した。

2022.2.6  JUNPA特別賞に元林千典氏が受賞した。


2020 ネオ・エポック俳句コンテスト

第一席  岡 秀一氏

第二席 タニウチヒロシ氏

    下田喜久美氏

第三席 マキ・スターフィールド氏

    清水崇彦氏

ダンテ・マッフィア賞

ダンテ・マッフィア賞について

ダンテ・マッフィアの俳句の数は2022年秋で一万六千句。万句集のあとも千句集が六冊生まれている。彼の俳句理論は「なぜいま俳句なのか」に詳しい。これは万句集の各巻にまえがきとして掲げられている。その趣旨は奇しくも日本で上村多恵子が2019年に『女神舞う』をもって掲げた新たなジャンル「ネオ・エポック俳句」と一致していた。詩人の詠む俳句は、万感胸に迫る詠嘆でもなければ万人に与える句の境地でもない。皆と共に同時代に生きる人間が、迷いながら探しながらたどる道の花であり、暗くなれば光る星である。ただ違うのはとてつもない洞察力であり、優しさの極みにある広い懐である。まだそれほど普及していないが、これからは季語や切れ字などに気兼ねなく自由にたくさん詠む俳句としての最良の師がダンテ・マッフィアであり、彼を仰いで俳句にのめり込む若手が増えることを期待する。その一里塚として本賞を設立するものである。 今回は日本語に限り、現代詩と現代詩以外のカテゴリーで与えられる。

受賞者

特別賞 上村多恵子 

(ネオ・エポック俳句創始に対して授与)

優秀賞 吉村侑久代 (俳句)

(愛というテーマにたいし優れた作品)

優秀賞 中澤京華(五行詩)

(京・愛というテーマにたいし優れた作品)

授賞理由

日本国際詩人協会は世界の詩人と交流し、詩にかんする研究、創作、作品の積極的な発表を旨として十年間の実績を持つ。なかでもネオ・エポック俳句というジャンルを創始した上村多恵子氏の発想は、ダンテ・マッフィア氏の唱える新俳句と合致し、今後の大いなる継続発展が期待される。ついてはダンテ・マッフィア賞の栄誉を授与するものである。


A proposito del Premio JUNPA Dante Maffia Il numero di haiku pubblicati se Dante Maffia sarà di 16,000 entro l'autunno del 2022. Dopo la raccolta di 10,000 haiku, sono state prodotte altre sei 1,000 raccolte di haiku. La sua teoria dell'haiku è dettagliata in "Why Haiku Now?" Questo è dato come prefazione ad ogni volume del "Diecimila Haiku". Stranamente, questa idea ha coinciso con il nuovo genere "neo-epoch haiku" che Taeko Uemura ha annunciato nel 2019 con "La dea balla" in Giappone. Un haiku scritto da un poeta non è né un simbolico che tocca il cuore, né uno stato di haiku che tutti possono godere. È un fiore che le persone che vivono nella stessa epoca con tutti cercano perdendosi e una stella che brilla quando si fa buio. L'unica differenza è la sua straordinaria intuizione e il suo ampio seno al culmine della sua gentilezza. Dante Maffia è il miglior maestro di haiku, e speriamo che sempre più giovani lo ammirino e vengano assorbiti dall'haiku. Questo premio è stabilito come una pietra miliare in questo processo.

Vincitore

Motivo del premio L'International Poet Association of Japan ha un track record di 10 anni con l'obiettivo di interagire con poeti di tutto il mondo, ricercare, creare e presentare attivamente opere legate alla poesia. In particolare, le idee di Taeko Uemura, che ha fondato il nuovo genere di haiku neo-epoca, sono coerenti con il nuovo haiku sostenuto da Dante Maffia, e si prevede che continueranno a svilupparsi notevolmente in futuro. Per questo viene assegnato il Premio Dante Maffia.